前日の米国株は主要指数がまちまち。S&P500は7,709.96(-0.18%)と小幅続落、ダウ工業株30種は53,885.1(-0.85%)と下げ幅が大きかった。一方、NASDAQ総合の直近終値は8月5日時点で26,363.44だが、前日(8月6日)の水準は未確認。半導体株指数SOXも未確認。市場は週末の7月雇用統計を控えて様子見姿勢が強く、非農業部門雇用者数は前月比+8.3万人、失業率4.2%据え置きが予想されている(CNBC)。CFRAがS&P500年末目標を8,050に引き上げるなど強気見通しも示されたが、イランによるホルムズ海峡での米国・イスラエル船舶排除案や中国の対米技術報復措置が地政学リスクとして上値を抑えた。
米国債利回りは2年4.25%、10年4.69%、30年5.22%と、前日から大きな変動は見られず。2年と10年のスプレッドは44bp、10年と30年は53bpとスティープ形状を維持。雇用統計の結果次第で、インフレ高止まりを背景にした追加利上げ観測が再燃する可能性がある。
セクター別動向は未確認だが、個別ではAirbnbが決算とガイダンス好感で時間外取引で9%上昇(CNBC)。TwilioやDraftKingsも時間外で大きく動いた。Metaは子どものプライバシー侵害訴訟で5.67億ドルの基金拠出を命じられ、規制リスクが意識された。
商品では、WTI原油先物は8月3日時点で81.96ドル。銅は過去最高値を更新し(CNBC)、複雑な需給シグナルが指摘される。金は未確認。
為替では、ドル円は8月5日時点の東京市場スポットで157.54。日米協調による円買い介入が市場の注目を集め、今後の為替政策に影響を与えるとみられる(CNBC)。
本日の日本市場では、米長期金利の高止まりと円安基調が輸出株の追い風となる一方、中東情勢や米中ハイテク摩擦が半導体などグロース株の重荷となる可能性。円金利市場では、介入警戒感と米金利動向が国内債券のフローに影響を与えよう。