MORNING BRIEF
2026年9月20日(日) 版

この日のブリーフ

前日の米国市場

前日の米国市場概況

主要株価指数は方向感を欠いた。S&P500は直近データとして9月17日終値が7,637.76(前日比+1.14%)と上昇した一方、9月18日のNASDAQ総合は26,522.55(+0.39%)と小幅高、ダウ工業株30種は51,682.64(-0.18%)と反落した。SOX指数の騰落率はデータがなく未確認。背景として、米国債利回りの上昇がダウの重荷になったとみられる。実際、9月18日時点の米国債利回りは2年4.76%、5年4.86%、10年5.01%、30年5.34%と、10年で5%台に乗せた。FRBの利上げ決定と、その後の追加利上げを示唆するような発言が警戒感を誘い、長期金利に上昇圧力がかかった可能性がある。

ドル円は9月16日時点の東京市場で中心相場155.39円、17時時点154.98円、スポット出来高3,512と確認できるが、9月18日時点の水準は未確認。WTI原油は9月15日時点で107.02ドル。中東ではフーシ派によるサウジ首都リヤド近郊への攻撃が伝わり、地政学プレミアムが原油価格を下支えする要因として意識される。金価格は未確認。

セクター別騰落率は提供情報に含まれず未確認。決算数値も確認できていない。ただ、CNBC報道ではAIの安全性や「キルスイッチ」導入を巡る議論、トークン化関連の取引所株の上昇、バークシャー・ハサウェイの会長交代などが材料視された。主要決算は未確認だが、決算以外の企業ニュースが個別株の値動きに影響した可能性がある。

当日の注目材料としては、AI規制・安全論議の高まり、トランプ氏のAI顧問任命発言、中東情勢の緊迫化が挙げられる。FRBの金融政策を巡るコミュニケーションも引き続き焦点で、Kevin Warsh氏の発言が市場の思惑を誘ったとみられる。

日本市場への波及経路としては、米長期金利の5%台乗せが円金利の上昇圧力や内外金利差拡大を経由してドル円の下支え要因になり得る一方、ダウの軟調とNASDAQの堅調が混在する中で、半導体を含むグロース株の選別が意識されやすい。原油高は交易条件悪化を通じて円安・日本株の重荷となる可能性もあるが、現時点では未確認要素が多い。

日銀・円金利・JGB

日銀9月会合の政策変更と米金利高止まりの交錯—円金利・JGBの構造変化を読む

2026年9月18日、日本銀行は金融市場調節方針の変更や補完当座預金制度基本要領の一部改正など、金融政策決定会合に関連する複数の資料を公表した。本文未取得のため具体的中身は確認できないが、政策運営の枠組みに修正が加わった可能性が高い。一方、米国債利回りは10年が5.01%と高水準にあり、円金利やJGBにグローバルな上昇圧力が及ぶ構図だ。ドル円は9月16日時点で155.39円と円安地合いが続いている。日銀の政策変更の実体と市場への伝達経路を精査することが当面の焦点となる。

8出典
日本株: 個別・セクター・決算

米金利5%台とドル円155円前後:日本株セクター別の感応度を再点検

米国株はS&P500が前日比+1.14%の7,637.76と上昇する一方、ナスダックは+0.39%に留まり、NYダウは-0.18%。米10年債利回りは5.01%と高水準。ドル円は9月16日時点で155.39円。収集情報に日本株の個別決算・セクター固有の新規材料は含まれず、外部環境の変化が主要論点。高金利と円安は輸出・金融セクターに追い風だが、グロース株のバリュエーションには逆風。日本企業の業績修正と需給イベントの確認が必要。

1出典
需給・ポジショニング

JPXの祝日デリバティブ取引とオプション調整が示す日本株・円金利の需給地合い

JPXは9月18日、OSE・TOCOMデリバティブの祝日取引(9月21〜23日)と有価証券オプションの10月5日調整分を公表した。連休中の先物・オプション流動性と権利行使価格調整が需給の論点となる。東証は新規上場承認・上場廃止決定を複数公表し、浮動株増減やパッシブ資金の銘柄入替に影響する。米10年債利回り5.01%、S&P500は前日比+1.14%、ナスダック+0.39%、ダウ-0.18%。ドル円は9月16日時点155.39円。高金利と原油高が日本株・円金利のポジショニングを揺さぶる。

3出典
各国マクロ

米長期金利5%台と日銀会見、AI・財政を巡る各国マクロの緊張

米10年債利回りは9月18日に5.01%と5%台に乗せ、30年債は5.34%。9月16日時点のドル円は155円前後で、米金利上昇が日本の金利・為替に波及する構図が強まっている。米国ではAI企業の巨額投資と収益持続性への懸念、英国やカリフォルニアの財政論争が各国マクロの論点として浮上。日銀は9月18日に総裁記者会見動画を公開した。

6出典
米金融政策・米金利

米10年債利回り5.01%と長期プレミアムの再浮上、消費者センチメント乖離が映す政策制約

9月18日時点の米国債利回りは2年4.76%、5年4.86%、10年5.01%、30年5.34%と高水準。2年と10年の差は約25bp、10年と30年の差は約33bpで長めにタームプレミアムが乗る。株式はS&P500が9月17日に7,637.76(+1.14%)、ダウは9月18日に51,682.64(-0.18%)とまちまち。一方、消費者センチメントは底堅い経済実態に比べ低調で、ゴールドマンは幸福度の低下を要因に挙げる。この乖離は短期金利の高止まりと長期金利の下がりにくさを示唆し、日本株・円金利の海外要因として重要。

3出典